ポン菓子出張実演

ポン菓子出張実演

※こちらの記事は過去に実施していたプロジェクトをご紹介しております。

ポン菓子とは

ポン菓子とは、お米のお菓子です。 かつては「ばぁ~ん」という大音量で作られていたことから、「ばくだん」という愛称で紙芝居のお供やお米屋さんで見かけることが出来たそうです。

いまではポン菓子の実演は身近に体験することは出来ませんが、スーパー等の駄菓子コーナーで「にんじんの袋」に入ったお菓子として販売されているのを見ることが出来ます。

ポン菓子出張拾実演

おこめナビでは、2009年に吉村式ポン菓子製造機を購入し、おこめの消費拡大を目的として商店街・イベント・学校等に出張し、ポン菓子の出張実演を行っております。

ポン菓子の出張エリアは、千葉県・東京都・埼玉県・神奈川県内へのポン菓子の出張実演を承っております。上記のエリアへの出張実演につきましては、一般の方からのポン菓子出張実演依頼を頂ければ日時が可能な限り出張実演に参ります。

その他の地域(南関東以外)につきましては、おこめナビ登録生産者からの依頼の場合のみ、ポン菓子機を生産者に対してレンタルし、生産者がポン菓子の実演に参ります。

ポン菓子作り

なお千葉県内につきましては、食品衛生許可書(菓子製造業分野での移動販売許可)を取得しておりますので、個店での食品衛生許可が必要なイベントにも対応しております。※なお、イベント主催者様が食品衛生などを申請される場合は、千葉県以外でも出張可能です。当方取得の許可証コピーを送付させて頂きます。

 

ポン菓子出張実演にあたって

おこめナビが行う、千葉県・東京都・埼玉県・神奈川県内へのポン菓子の出張実演についてご案内いたします。お見積りの前に、そもそもポン菓子出張が可能であるか判断してください。

まず、ポン菓子は食品衛生のうえでは菓子製造業になります。ポン菓子出張をされる業者の多くは食品衛生許可を取得しておりませんが、本来は必要なものです。そのため、ポン菓子機を設置する場所は、野外の場合10㎡以上のテント内スペースが必要です。テントでは4面のうち、3面を横幕で仕切ります。テント内であっても、地面はアスファルトなど粉塵が舞わない場所又は、床面をブルーシートで覆うなどの対策が必要です。また公園などの場合は、裸火が使えるか確認が必要です。ポン菓子機はLPガスを燃料としたガスコンロを2口利用します。これらの準備は依頼者様(主催者様)でご準備ください。

ポン菓子機の設置準備は、当方が行います。ポン菓子機は60kg程度ございます。会場近くまで車両での侵入が可能であると助かります。準備時間は約30分です。さて、ポン菓子機の設置が終わったら、いよいよポン菓子実演の始まりです。

 

(1)ポン菓子に必要な材料について。

ポン菓子作り

ポン菓子実演、お客様にその場で提供という場合、お米、水、砂糖が必要となります。お米を除く、水(市販のミネラルウォーター)と砂糖(市販の上白糖)は持参します。お米は実演地域のお米消費拡大のためにも、その地域のお米をご準備ください。 材料以外にご準備頂きたいのは、提供容器(紙コップやリユースコップ等)、100ボルトの電源(家庭用コンセント)、駐車場、サポートスタッフ2名です。 

 

(2)ポン菓子機にお米を入れます。

ポン菓子作り

ポン菓子機に白米を入れます。白米10kgをご用意頂くと約300人分(150ml紙コップの場合)が出来ます。玄米でのポン菓子も可能ですが、味は白米のほうが美味しいです。また爆発の際に、米糠が周囲に飛び散りますので玄米ポン菓子は実演向けではありません。 

 

(3)ポン菓子機を熱していきます。

ポン菓子作り

ポン菓子機は大きな圧力鍋です。蓋をして加熱し、焦げないようにぐるぐる回します。完成までは10~18分程度です。その日の気温・湿度によって完成までの時間は前後します。「〇時にやって!」というご注文も可能ですが、前後5分程度はご愛嬌と思ってください。完成の2~3分前になったらお声掛けします。

 

(4)爆発の準備をはじめます。

ポン菓子作り

爆発1分前より爆発の準備を行います。膨らんだお米を受け止める網を設置します。お米はお鍋の中では圧力によって小さく小さくなっています。その状態で圧力から解放されると大きくなって飛んできます。網に付いているものは、お米が飛んできて、網に挟まった状態で膨らんでしまったものです。「爆発」とありますが、圧力計がありますし、減圧弁も付いていますので、勝手に爆発はしません。 

 

(5)爆発の瞬間です!!

ポン菓子作り

みんなで「3、2、1…」と掛け声をかけたら、ポン菓子機の蓋に設置されたノブをハンマーで叩く…。「バン」と大きな音と共に、お米が網へと飛んできます。1粒のお米が約10倍の大きさに膨らみます。 

 

(6)味付けをしていきます。

ポン菓子作り

ポン菓子は完成ですが、このままでは味がありません。別のお鍋で砂糖をカラメル上にしておいて、完成したポン菓子と絡めます。

 

(7)絡めて絡めて…

ポン菓子作り

最初はベトベトしているのですが、混ぜ混ぜするとサラサラになってきます。気温と湿度で左右しますが、2~3分くらいです。大人数の子供たちに配布するイベント等では、ここからの作業はサポートスタッフにお願いいたします。 

 

(8)容器にいれて提供

ポン菓子作り

提供容器は主催者様でご用意ください。おこめナビでは、リユースカップ(540ml)の持参、その他容器の持参も可能です。ポン菓子の実演販売では、保存料等を一切いれていません。従って、その場で召し上がっていただくことをお願いしております。 これらのポン菓子の出張実演1サイクルは約20~30分の所要時間となります。