あきたこまちを学ぶ
いまさら聞けないお米の基礎。
ここでは、あきたこまちを基本から学べる情報をご紹介。
あきたこまちの特徴
「あきた」という名前のごとく、あきたこまちは秋田県のオリジナル品種だ。あきたこまちという新幹線の名前で、知っているという方も多いだろう。
あきたこまちも、コシヒカリ系統のお米。母にコシヒカリ、父に奥羽292号の子である。コシヒカリ以上ともいわれるモチモチとした粘りのある食感と食味は、コシヒカリを越える評価となったこともありました。
あきたこまちの歴史
コシヒカリを親にもつ品種は、いまではかなりの種類がありますが、あきたこまちはそのデビュー品種です。あきたこまちは秋田のお米となっていますが、秋田県以外の地域でも奨励品種とされており、生産されています。秋田県や山形県などの東北だけでなく、なんと岡山県、広島県、徳島県、愛媛県、高知県でも栽培されている。秋田が生んだ日本を代表するお米のひとつ。
なお、あきたこまちの名前の由来は、秋田県湯沢市小野の小野小町生誕伝説にちなみ「こまち」が付いたとのこと。ちなみに秋田新幹線の正式名称は「あきたこまち」ではなく、「こまち」です。秋田新幹線開業は1997年。秋田米「あきたこまち」は1982年の誕生だ。