ミルキークイーン

ミルキークイーン

ミルキークイーンを学ぶ

いまさら聞けないお米の基礎。
ここでは、ミルキークイーンを基本から学べる情報をご紹介。

ミルキークイーンの特徴

料亭やホテルなど高級店でよく味わえるのが、ミルキークイーン。難しい言葉ですが、農業界では「低アミロース米の代表格」となっている。

「低アミロース米」初耳ですか??
言葉の如く、お米に含まれているアミロースが少ないお米。アミロースとは何かというと、お米のデンプンの一種です。お米にはアミロースとアミロペクチンという2種類のデンプンがあるわけです。一般的にごはんで食べるお米、これは粳(うるち)米というのですが、これはアミロースが主成分で、お餅などにして食べるお米、これは糯(もち)米というのですが、この主成分はアミロペクチン。

アミロースが少ないと何が良いのか?
アミロースが多いお米はパサパサ系で、アミロペクチンが多いお米はモチモチ系。ごはんで食べるとそのバランスが非常に微妙となるわけで、その中間にあるのが低アミロース米。つまりはコシヒカリやあきたこまちなどのお米よりもモチモチで、かといって炊飯してもべちゃべちゃにはならないで、お米の粒がしっかり残る。という特長がある。

デメリットといえば、玄米や白米時の透明性が少ないとか、お餅のような匂いがするとか、お餅の部分が食べるお米(飯米)としてのデメリットとなる場合がある。

ミルキークイーンの歴史

ミルキークイーンは、コシヒカリの突然変異からできたお米で、低アミロースの代表格。いまでは、ミルキーパールやスノーパール、ミルキープリンセスなど、ミルキークイーンの子供たちがたくさん誕生しています。